福井大学医学部看護学科では、近年、医学教育のカリキュラムにおいて転換が進んでいる「アウトカム基盤型教育(Outcome Based Education, OBE)」を看護学科としてはいち早く取り入れています。理念・教育目的・人材育成目標に基づき、卒業時に到達すべき学修成果を「アウトカム」、それらを達成するために卒業までに修得すべき能力を「コンピテンシー」として設定する教育プログラムを構成しています。それにより、自らの資質向上を目指し、学び続けるために必要な基礎的能力と、多様化する社会のニーズに応えるための専門的な看護力および実践力を修得します。